THE STAGE.tech のこれまでと今後について
はじめに、株式会社LABBIZ代表の神谷より、改めてTHE STAGE.techの紹介をさせていただきました。
神谷:「テクノロジーで未来を創る人」を応援する当メディアでは、これまでに十数名の方々を取材し、インタビュー記事を掲載してきました。大きな特徴は、インタビュイーが次のインタビュイーを推薦し、信頼のつながりを辿って取材を行うこと。こうして「信頼できる人」を繋いでいくことにより、皆様の信用の可視化と挑戦の下支えを行うことを目標としています。
今後は、採用イベントの開催、採用マーケティングコンテンツの制作、社員面談や技術研修代行などの人財育成支援など企業の人財をサポートするサービスも行っていく予定です。
第5世代移動体通信システム(5G)の実現に向けた取り組み
次に、総務省移動通信課課長補佐の中川拓哉さんが登壇し、第5世代移動体通信システム(5G)の実現に向けた取り組みについてお話をいただきました。
中川さん:日本では、2020年の5G実現に向けて、ITU(国際電気通信連合)や3GPP等の標準化活動が本格化され始めています。通信速度や遅延時間、カバレッジなどに限界があり、全てのユースケースへの対応が困難だった4G以前に対し、5G以降は、有無線が一体となり、あらゆるユーザーの要望やアプリケーションの要求条件に柔軟に対応することが可能になると期待されています。拡張モバイルブロードバンドや大規模マシンタイプの通信など、それぞれのコンセプトに適した品質の実現を目指しています。
中川さん:また、2017年度以降は、物流、スポーツなど様々な分野における5G実証試験が実施される予定です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいては、高い臨場感が得られるパブリックビューイングや精度の高い映像中継などの実現を目指す取り組みが進行中です。
電車やバスに映像・音響コンテンツなどを配信したり、土木建機の遠隔制御、防災・減災システムにおける活用など、あらゆるフィールドで5Gが実装されることを想定し、試験が行われています。
5Gに関わる産官学の調整を最前線に立って行っている中川さんのお話は、これから5Gに関する取り組みを検討している企業の方にとっても興味深い内容だったと思います。3年後、5Gによって日本がどのように変化していくか楽しみですね!
テモナ(株)さんに会場提供いただきました!
今回、会場提供および準備等にご協力いただいたのは、渋谷区にオフィスを構えるテモナ株式会社です。以前、当メディアでは、同社の取締役COO兼CTOである中野賀通さんのご活躍を紹介させていただきました。今回は、経営管理グループマネージャーの工藤長人さんより、中野さんの記事を参照しながら企業の紹介をしていただきました。
工藤さん:会社の名前にもあるように、事業者のビジネスと生活者の暮らしを「てもなく(便利に)」することを理念に掲げるテモナ株式会社は、「ストックビジネス」をキーワードに、定期通販や頒布会など、継続的に売買が発生する取引に特化したサービスを提供しています。
イベントには中野さんも参加し、皆さんとの交流を楽しんでいらっしゃいました。
懇親会で新たなネットワークも
後半の懇親会では、和気あいあいとした雰囲気の中、情報交換が行われました。エンジニア、クリエイター、研究者の方など、様々な業種、肩書きを持った方が交流し、お互いのビジネスに興味を持って会話が盛り上がりました。
メディアのキーワードでもある「信頼」の輪がまた新たに広がっていったように思います。
THE STAGE.techでは、今後も同様の交流会を始め、技術者向けの勉強会など様々な催しを行う予定です。イベント協賛や登壇などのご相談も受け付けています。ご興味のある方はTHE STAGE.techの運営会社、株式会社LABBIZのコンタクトフォームよりご連絡ください。